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ITCコラム - センス オブ プロポーション

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センス オブ プロポーション2014/01/29 3:19 pm

遅ればせながら・・
新年あけましておめでとうございます。
あっという間に平成も26年目に突入ですね。
今年もITCみやぎをよろしくお願いします。

年末年始の休みに、昨年末にベストセラーにもなった、「金遣いの王道」 (林 望・岡本 和久 共著 日経プレミアシリーズ)を読みました。帯広告の「なぜあの人の高いスーツは下品なのか?」という言葉にも乗せられて。

もともと岡本和久さんは日興証券に入社され、証券アナリスト・ストラテジストを経て、バークレイズ・グローバル・インベスターズの日本法人初代社長に就任された方で、同社を年金運用資産額業界トップにまでの押し上げた、辣腕の投資専門家です。

いえいえ、私に投資できるお金があるわけでも、最近流行のNISAに目覚めて「今年こそ投資を始めよう!」と思っているわけでもありません。以前岡本さんの著書「賢い芸人が焼肉屋を始める理由」という本にあった言葉に、「あれ?思ったのと違う・・・」とギャップを感じ、そこに惹かれたからでした。

「おカネ持ち」より「しあわせ持ち」になろう!

 おカネの増やし方を薦めてるじゃないんだ・・・?あれ?と。 

「しあわせ持ち」の話は後にして、まずは件の書籍の帯広告のお答え。

なぜあの人の高いスーツは下品なのか?
それは“センス オブ プロポーション”(身の丈に合った買い方)ができていないからだそうです。身の丈に合った買い方といっても分相応といったような日本的な清貧の考え方のススメではありません。
 
 ・値段で買わない
 ・流行で買わない
 ・自分の価値観で買う
 ・借金をしてまで買わない

という本当の自分を知った上で、自分ありきでの買い方と言えるかもしれません。誰々が持っていてうらやましいから、みんなにいいね!と言われたいから・・・など身の丈を無視した自分不在の買い物をしないように、というのが真意のように思います。

 さて、ちょっとITコーディネータらしい話をしてみます(笑)

最近、ある農場経営者の方、Oさんとディスカッションする機会がありました。Oさんはもう30年以上前から、本当に体に良いものを食べてもらって、食べた人に幸せになってほしい!という思いで、試行錯誤しながら野菜を作ってこられました。(御馳走になった生のニンジンの甘いこと甘いこと!)

Oさんの農場には、本当にITに頼っていません。帳簿も最近まではノートで、ネット販売も主催者に乞われてちょっと販売してあげている程度。HPも持っていらっしゃらないので、購入したいときは電話かFAXで!
でも他にないくらい素晴らしくおいしいその野菜は、地元レストランにもブランド野菜として卸され、自らも6次産業化に着手し始めていらっしゃいます。学びたいという若手には無償で指導し、福祉施設の方にも働く場を提供し、すばらしい農場を経営されています。

ディスカッションの場にはIT技術者が大勢いまして、最近流行の農業ICTの話ひとしきり。

・ハウスの中の温度湿度、肥料管理も、センサーが感知して自動化できます!
・過去の作付データやら収支をデータとして蓄積し、戦略的な生産計画を!
・多品種少量生産にはノウハウの蓄積と作業の標準化が必要です。テンプレートにしてすべての作業を見える化し、誰が作業しても高品質のものができるようにすべき!
などなど。

 Oさんは、「まさに自分たちが手つかずだったところです。もっとITに力を入れていかなければならないと感じました」と心底感心してくださいました。

 その様子を見ていた私が思い出したのが、前述の岡本さんの言葉“センス オブ プロポーション”という言葉です。
 
 待て待て、そんなシステム、数千万、もしくは億単位になるんじゃない?センサーやハウスまで建てたら「どんだけ〜?(古っ!)」

 確かに農業ICTは昨今の流行で、大手ベンダが次々とソリューションをアピールしています。でもそれは、いわゆる工場型の農業にこそフィットしますが、Oさんの農場のように、誰もつくったことのないような珍しい野菜をあーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら作っている農業に本当に必要なのかどうか?第一、そんなシステムを導入したって誰が運用するの?息子さんもIT好きじゃないっておっしゃってるのに・・・。

 というわけで、懇親会でOさんにこっそり「ITなんてそんなになんでもできるわけじゃないんですよ。無料のソフトっていうのもたくさんありますから、まずお試しで使ってみてから・・・」と耳打ちしてしまいました。商売にはなりませんけどね(笑)
 
 ということで、ITの導入にも、自分本位での買い方、「センス・オブ・プロポーション」が言い得て妙だなぁと感じたお話でした。

 最後に、岡本さんの著書で「しあわせ持ち」とは?という言葉がありましたので紹介します。

「しあわせ持ち」にいたる「6つの富」
 .侫.ぅ淵鵐轡礇襦Ε▲札奪函紛睛算饂此
 ▲侫ットネス(健康)
 ファミリー(家族)
 ぅ侫譽鵐鼻瞥Э諭
 ゥ侫.鵝奮擇靴漾趣味)
 ゥ侫ランソロピー(社会貢献)

 今年の私の目標は、このうち3つ以上の「富」を得るために“何か”を始めること!です。

wrote by Rie Sekiguchi

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