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ITCコラム - uchiyamaさんのエントリ

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ITCコラム 「攻めのIT経営中小企業百選」の今年度の募集が始まりました 2016/09/20 9:28 am

「攻めのIT経営中小企業百選」の今年度の募集が始まりました。

【経済産業省のホームページ】
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/it_keiei/100sen.html


IT利活用に積極的に取り組む中小企業を3年間で100社選定する計画の最終年度です。
これまでの2年間で60社選定されていて、残りは40社。ITコーディネータが支援している企業も多く選定されています。

【ITコーディネータ協会のホームページ】
http://www.itc.or.jp/news/post_20150238.html

ITコーディネータ協会が事務局を担当していて、日本政策金融公庫様等からの、ご紹介企業に対する応募書類の作成支援も行っています。
昨年度に応募書類の作成を、お手伝いした企業様が選定されたこともあり、6月9日に行われた選定企業発表会に同行させていただきました。3か月前のことになりますが、今年度の募集も始まりましたので、発表会の雰囲気などを報告します。

発表会では「攻めのIT経営銘柄2016」と「攻めのIT経営中小企業百選2016」の選定企業が発表されました。会場は丸の内の丸ビルホール、主催は経済産業省と東京証券取引所です。

主催が東京証券取引所なのは「攻めのIT経営銘柄」を経済産業省と東京証券取引所とが共同で選定しているためで、経済産業省のニュースリリースには「我が国企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取組の一環として、平成26年度から、東京証券取引所と共同で「攻めのIT経営銘柄」を選定し、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介することを通じ、「攻めのIT経営」の取組を促進することを目指しています。」とあります。東京証券取引所に上場している企業が対象で、中小企業百選とは異なり、毎年、全上場企業にアンケート調査を行い、基準を満たした企業を選定するので、何社かは2年連続して銘柄選定されています。なお、調査項目のスコアリング項目として、次の5つがあげられています。

 機シ弍鎚針・経営計画における企業価値向上のためのIT活用
 供ゴ覿伐礎邑上のための戦略的IT活用
 掘ス兇瓩裡稗垠弍弔鮨篆覆垢襪燭瓩梁寮及び人材
 検ス兇瓩裡稗垠弍弔鮖戮┐覺霹彭取組み
 后ゴ覿伐礎邑上のためのIT投資評価及び改善のための取組み


 当日のプログラムは、主催者挨拶、選定説明、選定企業の発表・表彰と続き、基調講演2題、「攻めのIT経営銘柄2016」選定企業によるパネルディスカッション、「攻めのIT経営中小企業百選」選定企業の取組紹介という構成でした。

パネルディスカッションでは、銘柄選定された企業3社のIT部門の責任者や執行役員のかたが登壇され、IT経営の取り組み内容や成功要因などについて議論が行われました。企業に所属しているITコーディネータとして情報部門に提案している立場からは、利用するIT技術(クラウド、IoT、データ分析など)には身近なものがあり、それを経営戦略や企業価値向上と、どう関係づけるかという点で参考になりました。

取組紹介では、2015年の百選選定企業から2社、代表取締役が自社の取り組みを紹介されました。
1社は、制服やユニフォームに社名や名前を刺繍する企業で、Webでの注文受付、加工指示、加工データの刺繍自動機(ミシン)へ投入という一連の業務をITでつないで刺繍加工という労働集約型の仕事をトータルにシステム化して収益があがる企業モデルを確立しています。ミシンメーカやソフトウェア会社と組んで加工作業を合理化したことがきっかけということですが、注文の内容を正確に反映させるようするために、出来上がりのイメージを注文時にWeb上で見せるとか、入力された要望内容を加工側に伝えるとかITを活かした工夫をされていました。
もう1社は、訪問介護や通所施設運営などの介護事業に取り組んでいる企業で、労働負担が大きく、離職・労働移動率の高さが問題となっているなかで働きやすい職場環境作りにITを活用しています。お子さんを持つ職員のかたが働ける時間に働く、お子さんが病気になったときに休める、子育て後に復帰できるという職場づくりをされています。人手不足のなかで、いつ休んでもいいよということは大変なことだろうと想像できますが、お子さんを持つかたにとっては、休めない職場では安心して働けないので、起業時には、人材確保のためにも必要なことだったということでした。クラウド上で日報を運用しiPhone,iPadで日報情報を共有することで確実な引き継ぎと管理者の迅速な判断を可能にしています。「気づきカード」をこまめに写真にとってクラウドにあげるなど、お互いさまで休めるように、クラウド環境を活用していました。

2社とも厳しいといわれる業種のベストプラクティスとして選定されたわけですが、他社がIT部分だけをまねても同じ結果にはなりそうにありません。Web受注やクラウドなしではできなかったことですが、メーカやソフトハウスと連携する行動力、電話ひとつで休める職場作りという理念などが、たぶん重要なのだろうと思います。
日本を支えてるいるのは中小企業だといわれていますが、その理由がわかったような気がしました。
今年度また、どのような企業が選定されるか楽しみです。

内山健

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ITCコラム 要件を決めるのは誰か 2015/03/01 11:33 am

いつの間にか、そういうことになってしまっていて、その渦中にいると、水を差すのも悪い感じがして、本当かなと思っていても、黙っているということがあります。

「要件を決めるのは誰か」というのも、そのひとつで、今は、ユーザということになっている感じがしますが、どうでしょうか。(*)

    (*)SEC BOOK:経営者が参画する要求品質の確保 (以降、SEC)
      (超上流から攻めるIT化の原理原則17ヶ条)
       原理原則[9] 要件定義は発注者の責任である

自分のことなのに、まかせっぱなしでよかったのかいう意味では、昔から、そうだったのかもしれませんし、JUASの「システム開発のトラブルを防止する要求仕様書とは(JUAS2008.9.28)」(以降 JUAS)でも、発注者のかかわりが多いシステムほど成功するという調査結果が発表されていて、発注者のかかわりの重要性が指摘されていますので、原則としては、その通りなのだろうと思います。
それでも、ユーザが要件を決めるのは、やっぱり難しいし、他はどうやっているのと聞かれるし、ベンダには、そこを期待しているのだからといわれるし、期待に応える必要もあるかなと思ってしまうしで、この原則は、わがままな、お客様に苦労したベンダの逆襲というような気もしています。

JUASには、業務システム仕様書の記述レベルという図表も載っており、ユーザとベンダの責任分担という欄には、次のように書かれています。

  レベル−1 ビジネス機能提示
    ユーザ側責任:RFPレベルでベンダ提案書をベースに要求仕様書を明確にしシステム構築
               (要求仕様承認の責任)
    ベンダ側責任:RFPのビジネス機能からTo-Beのあるべき姿のシステム機能を提案
               (納入/契約仕様の実現)
  レベル−2 ビジネスプロセス提示
    ユーザ側責任:既存システム再構築ではビジネスプロセス定義と既存システム仕様提示で発注
               (基本設計承認の責任)
    ベンダ側責任:提示ビジネスプロセスの改革を実現するシステム構築を実現
               (設計、納入品の瑕疵責任)
  レベル−3 業務フロー提示   (省略)
  レベル−4 個別業務処理提示  (省略)
  レベル−5 個別業務処理/データ項目提示  (省略)

ユーザとベンダの、それぞれの責任が書かれていて、レベル−1で、ベンダ側の提案行為にふれています。レベル−1の段階では、ベンダには提案する責任があり、ユーザに、要求仕様の明確化とシステム構築の責任があると読めますが、要求仕様承認の責任となっているので、提案を取り入れて、それを承認することもあるということなのでしょう。

昔、建設業のお客様から「仕様なんて、いくら説明されてもわからない」と言われたことがあります。「家を建てるときに、お客さんは仕様なんて説明されない、プロにまかせている」とも。家を建てるときには、間取りやら壁の色やら台所の設備やらについて納得のいくまで説明を受けてからハンコを押すようなので、実際は説明しているわけですが、多くのサンプルから具体的な組み合わせを示して要望にあうものを選んでもらうという作業になっているので、聞いてもわからないような仕様をダラダラ聞かせることなどないということだったのでしょう。実際に、自分が何をしたいかはわからないことが多いし、とりあえず何ができるかを聞いてからというひとが大多数で、家を建てたいという気持ちになったときに、どんな家を建てたいかは、サンプルをみて予算と相談しながら決めようと思っていて、「どんな家が欲しいですか」と聞かれたたら、とりあえず「友達が我が家のような気がする家」とか答えて、広い居間とか床暖房とかを、工務からの具体的な提案を聞いて決めるようなものです。友達が我が家のような気がするかどうかは、お客様の責任で、広い居間と床暖房を作ることが工務店の責任。

イソップ童話に「3人のレンガ積み職人」という話があります。
旅人が町を通りかかり、働いているひとに、何をしているのかとたずねると、ひとりは「レンガを積んでいます」と答え、ひとりは「壁を作っています」と答え、ひとりは「歴史に残る偉大な大聖堂を作っています」と答えたという話で、一般的には、同じことをしていても目標や知識、心の持ちようで生き方は変わるというのが教訓のようです。これを、SEの役割とか成長の寓話として記憶してしまったので、3人ともレンガ職人であることを忘れて、いつの間にか登場人物が、プログラマと設計者と発注者(職人と親方と牧師)になっていて、この話の最後は、自分のなかではこうなっています。
レンガ職人は、何個レンガを積むかを決めてもらえれば丈夫できれいにレンガを積むことができ、皆に喜ばれています。牧師さんに、何個レンガを積めばいいですかと聞くことはありませんし、どう積むのかを決めてくださいともいいません。

要件を決めるのは、やはりユーザですが、ベンダもしっかりしなければという、野暮な結論でした。

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ITCコラム そういうふうにできている 2014/05/31 11:29 am

 ある旋律やことばが頭の中に浮かんで消えなくなることがあります。似た話を時折、見聞きしますので自分だけではないのだと安心するやらガッカリするやらですが、同じような場面や状況では同じ旋律や言い回しが浮かびます。昔、仙台の黒松という地下鉄沿線のまちにいて今も地下鉄で北に向かい黒松をすぎて地上にでるあたりで、クロマツガモナカということばが頭に浮かんで消えなくなります。仙台には有名な最中屋さんがあり、その店名だと思っていましたが、パソコンで検索してみたら本当の名前は少し違っていました。検索しているときに浮かぶ言い回しもあります。新しいプログラム言語に取り組むときに昔は書店に行って厚い解説本を買い、hello world と画面に出力していましたが、今は検索してサンプルをコピペして動かします。プログラムのコードを見ていると、このサイトのコピペだなとだとわかるときがあり、うれしい気持ちになりますが、もし著名な研究者の卒業論文などにコピペを発見できたら、さぞかしうれしいだろうと思います。困ったときにも検索して解決します。そのときに、そういうふうにできているという言い回しが浮かんで消えなくなります。さくらももこさんだった思いますが、人間というものは、結局、そういうふうにできているという感慨を述べた文章を読んだ記憶があり、それ以来のことです。頭に浮かぶのは、困ったことを質問すると回答が返ってくるというサイトを読んでいる時で、そこには、必ず行われる儀式のようなやりとりがあります。

・もっと詳しく書かないとわからないでしょう
・使っているデータベースや言語などのバージョンを書くのが常識でしょう
・マニュアルやサイトを検索して自分で調べましたか

投稿のルールやシステム開発者としての心得に関する説教を一通り聞いてからでないと回答をもらえないのです。初心者なものでと書いたら、わからないから聞いているのだから、そんなにへりくだる必要はないと回答されてしまっているひともいました。自分が調べたことを、こつこつと書いてWEBに残してくれる人達がいて、どれほど助かっているかわかりませんし、オープンソースやウィキペディアなどをみても、人間は何かを作りたい表現したいというふうにできているのだなと感じます。そして、ひとに説教したくなるようにもできているのだなと。皮肉なのはルールを説くひとの回答は、あまり役に立たないことが多いことです。質問をしているひとと同じように困ったひとは、何に困っていて何を知りたいのか、すぐわかるので、役にたつサイトのURLだけ投稿してくれますし、こうしたらと書いてくれます。お酒をのむと説教するひとが多くなりますが、情報空間では皆がお酒を飲んでいるようです。お酒の席での説教と同じで、説教も決して悪いと思ってはいないのですが、困って検索しているときに同じようなやり取りを何度も読まされるので、そういうふうにできているという言葉が浮かんで消えません。きっと成熟度があがると、酒の席と仕事の席で振る舞いが変わるように情報空間のなかも変わっていくのだろうと思いますが、新しい空間では、また、同じような状況が発生するのでしょう。人間はそういうふうにできているので。
困りごとがそのサイトで解決することも多く、自分も回答できることはしたいと思っていますが、結局、困ったとき以外に、そのサイトをみたことがありません。回答してくれる人達は、困っていないときにもサイトをみているという数少い貴重なひとたちで、、まさか説教しているひとは同一人物とか。身もふたもないことを思いついてしまいした。この辺にしておきます。

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ITCコラム 時には昔の話を 2013/12/07 10:03 pm

 IT業界の片隅で、30年以上、恥多き人生を過ごしてきましたので、時には昔の話をしようかと、あれこれ思い起こしています。昔はIT業界とは、云いませんでした。コンピューター業界と云っていた気がします。仕事の内容を説明するのが難しくて、コンピューターのプログラムを作っていますといっても、わかってもらえなかったのを覚えています。最近は、アプリという言葉が普及したので、説明が楽になりました。コンピューターのアプリを作っていますといえば、なんとなくわかったような気になるようです。
子供のころのコンピューターといえば、大きな直方体の箱の上のほうで丸いものが、2つガチャガチャ回っているイメージです。勤め始めたころは、そのイメージ通りのコンピューターが動いていました。駄菓子屋で中古の紙テープ(1列にたぶん4ビット分の穴があいていた)が売られていた記憶もあるのですが、中古なのか、コンピューターごっこのために作られたおもちゃだったのか、本当にあったのかも判然としません。誰か覚えていないでしょうか。
プログラムをつくる方法も変わりました。紙カード1枚にプログラムの1行をタイプして、全行打ち込んだ紙カードに、制御用の紙カード(JCLと呼んでいました)を、つけて、カードリーダに読み取らせ、ソースコードをコンパイルして実行させていました。(JCLエラーやコンパイルエラーがあると本来、数十ページ出るはずのリストが、数枚しか出ないのでリスト置き場に行って薄いのがわかると、がっかりです。)
毎回、紙カードを読ませるので保管、移動用に専用のトランクケースを持っている人もいました。普通は、紙カードを買ったときの段ボールに詰めて持ち運びます。落っことすと順番がわからなくなるので、カードを並べて立てて、上からマジックで斜めに線を引いておき、バラバラになったときに揃えやすくしておいたものです。
紙カードは、すっかりなくなりました。パンチする機械や、紙カードリーダを作っているところもないのでしょう。キーパンチャーとよばれる特殊技能を持ったひとたちが活躍していましたが、今は、伝票を一括して入力する機会もすっかり減っています。たった30年間のことですが、その間に生まれて、消えていった多くのモノとコトがあります。音響カプラーやモデムは電話回線の利用が前提でしたが、IP電話や携帯の普及で、固定電話の地位が低下して、何枚ものテレフォンカードが家で眠っています。最近では、光回線より早いLTEなどという話もあり、何が主流になるかさえ不確実な状態です。
一方、プログラムは、様々な言語や開発手法、ツール、フレームワークなどが生まれていますが、個人の力量や性格に依存する部分が多い状態からあまり変わっていないように思います。特殊な分野のシステム以外、システムが作るものから、利用するものに変わっていくのだとすると、需要は減っていき、体力勝負の世界から、力量のあるひとがツールを活用して、年齢に関係なく就業している職種ということになるのかもしれません。
昔は、何歳定年説という発言がときどきありましたが、最近は耳にしなくなりました。
ITコーディネータ制度が生まれて、十数年になります。理念や目標は変わってないと思いますが、中小企業への具体的な処方箋となると、発足のころからインターネット、光回線、ホームページやSNSの普及が始まり、最近ではスマートフォン、タブレットの登場がありで、軸足が、ずっと、そのあたりにあるような気がします。この処方箋は、もちろん万能ではないので、個々の状況に応じた、処方箋を経営者からひきだす力量が重要なのだろうと思います。そして、たぶん、その処方箋は、昔に帰ることでは、ないのでしょうから、とりあえず、昔を懐かしむのは、これくらいにしておきます。

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