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ITCコラム - 2013/12のエントリ

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時には昔の話を2013/12/07 10:03 pm

 IT業界の片隅で、30年以上、恥多き人生を過ごしてきましたので、時には昔の話をしようかと、あれこれ思い起こしています。昔はIT業界とは、云いませんでした。コンピューター業界と云っていた気がします。仕事の内容を説明するのが難しくて、コンピューターのプログラムを作っていますといっても、わかってもらえなかったのを覚えています。最近は、アプリという言葉が普及したので、説明が楽になりました。コンピューターのアプリを作っていますといえば、なんとなくわかったような気になるようです。
子供のころのコンピューターといえば、大きな直方体の箱の上のほうで丸いものが、2つガチャガチャ回っているイメージです。勤め始めたころは、そのイメージ通りのコンピューターが動いていました。駄菓子屋で中古の紙テープ(1列にたぶん4ビット分の穴があいていた)が売られていた記憶もあるのですが、中古なのか、コンピューターごっこのために作られたおもちゃだったのか、本当にあったのかも判然としません。誰か覚えていないでしょうか。
プログラムをつくる方法も変わりました。紙カード1枚にプログラムの1行をタイプして、全行打ち込んだ紙カードに、制御用の紙カード(JCLと呼んでいました)を、つけて、カードリーダに読み取らせ、ソースコードをコンパイルして実行させていました。(JCLエラーやコンパイルエラーがあると本来、数十ページ出るはずのリストが、数枚しか出ないのでリスト置き場に行って薄いのがわかると、がっかりです。)
毎回、紙カードを読ませるので保管、移動用に専用のトランクケースを持っている人もいました。普通は、紙カードを買ったときの段ボールに詰めて持ち運びます。落っことすと順番がわからなくなるので、カードを並べて立てて、上からマジックで斜めに線を引いておき、バラバラになったときに揃えやすくしておいたものです。
紙カードは、すっかりなくなりました。パンチする機械や、紙カードリーダを作っているところもないのでしょう。キーパンチャーとよばれる特殊技能を持ったひとたちが活躍していましたが、今は、伝票を一括して入力する機会もすっかり減っています。たった30年間のことですが、その間に生まれて、消えていった多くのモノとコトがあります。音響カプラーやモデムは電話回線の利用が前提でしたが、IP電話や携帯の普及で、固定電話の地位が低下して、何枚ものテレフォンカードが家で眠っています。最近では、光回線より早いLTEなどという話もあり、何が主流になるかさえ不確実な状態です。
一方、プログラムは、様々な言語や開発手法、ツール、フレームワークなどが生まれていますが、個人の力量や性格に依存する部分が多い状態からあまり変わっていないように思います。特殊な分野のシステム以外、システムが作るものから、利用するものに変わっていくのだとすると、需要は減っていき、体力勝負の世界から、力量のあるひとがツールを活用して、年齢に関係なく就業している職種ということになるのかもしれません。
昔は、何歳定年説という発言がときどきありましたが、最近は耳にしなくなりました。
ITコーディネータ制度が生まれて、十数年になります。理念や目標は変わってないと思いますが、中小企業への具体的な処方箋となると、発足のころからインターネット、光回線、ホームページやSNSの普及が始まり、最近ではスマートフォン、タブレットの登場がありで、軸足が、ずっと、そのあたりにあるような気がします。この処方箋は、もちろん万能ではないので、個々の状況に応じた、処方箋を経営者からひきだす力量が重要なのだろうと思います。そして、たぶん、その処方箋は、昔に帰ることでは、ないのでしょうから、とりあえず、昔を懐かしむのは、これくらいにしておきます。

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